ずんだもちの足るを知る日々

シンプルな生活を目指して一次産業に転職するアラフォーの日記

映画「RED」辛口評価。

ほとんどグチです。

だいぶ前から気になりつつも、ちょっと不安な点があって先延ばししていたRED。たまたまYouTubeかまいたちの山内さんが「じいちゃん、ばあちゃんがかっこいい!」と推薦していたので、思い切って観てみました。

結果、残念ながら不安は的中。

往年のアクションスターが歳を取ると"最強の老兵"と化してしまって、窮地がなくなってハラハラできなくなってしまう、という現象が起きることがあるけど、本作もしかり。ブルース・ウイリスにはやっぱり汗水垂らして血だらけで駆けずり回ってギリギリのところで世界を救う、そんなマクレーン的泥臭さを求めてしまうのは私だけだろうか。

プルースの肌ツヤが良過ぎるし、仲間はみんな元凄腕スパイで背筋は伸びきってるし、じいちゃんばあちゃん感がないから、どれだけ銃をぶっ放してもギャップがない。

実際には組織対個人だから圧倒的に多勢に無勢のはずなんだけど、ブルースの暗殺を命じられた若き現役捜査官はチームで動いてる風もなくて、むしろ目的もブルースの危険性も知らされず孤軍奮闘させられていて、逆に昔の仲間とチームを結成していくブルースの方がどうも有利に見えてしまう。そのせいか、今ひとつ緊張感がない。

あと、モーガン・フリーマンの扱いが雑過ぎる。

スタイリッシュなパッケージに反してゆるい展開が残念。

ちょっと期待し過ぎました。

でもマルコビッチのイカれた感じはよかった。